畳の新調を行いました

お茶室に国産い草を使用した畳を新調致しました。

畳独特の暖かく柔らかい踏み心地、い草のなんとも良い香りで心が落ち着く空間でした。

畳の原料、い草農家さんの朝は早く、早朝3時。成長し頃合いの良いい草を刈り、天然の土「染土」を使用し、泥染めします。
泥と聞くとびっくりするかもしれませんが、い草の色や鮮度、香り、光沢を保つため必要な工程です。
このひと手間のおかげで美しいい草が長く保たれるのです。この泥を洗うため、昔は畳を手作業で何度も洗う、葺く作業が必要だったようですが今は機械でクリーニングしてくれ綺麗になった状態で畳の加工が行われています。

外国製のい草は成長し切る前に刈り取ってしまう事が多いのに対して国産のい草は、一番育ちきったフワフワの時に収穫するため、表皮が丈夫で、太く弾力のある「い草」ができます。
弾力性に富んでいるため、踏み心地がよく、寝転がった時の気持ちよさが断然違うのです。また、い草”の表面には無数の気孔があり、空気を吸収したり、吐き出したりしています。
綺麗な空気や湿度を調整し、循環してくれているのです。

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リフォームレモン

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