暗くて怖いトイレから、明るくあたたかい空間に

3畳ほどの空間に便器が3つあったトイレをリフォームしました!

BEFORE

入り口から見た様子

AFTER

完成イメージ パース
お客様の要望により、間仕切りで仕切る広々とした空間のトイレができました。

ストーリー

お孫さんが帰ってきたときに、広くて明るい気持ちの良いトイレで迎えたい。
と、リフォームを決意された奥様。

手前と奥までの間に段差が6cmほどあります。
洋式便器と、和式便器の間にパーテーション(間仕切り)で区切ってあるため、
窓からの日差しが遮断され、洋式便器の方は暗い空間になっていました。

解決したポイント

床材は冷たい印象のあるタイルからフロアタイルへ。
このフロアタイルは一見フローリングに見えますが、
塩ビ素材でできた床材で、厚みは2.5㎜。耐水性、耐久性も高い床材です。
石の柄や木目などを再現したタイルです。水回りの空間なので耐水性を考慮し、尚且つあたたかい空間になるよう木目調のデザインを採用しました。
施工性も良いので、水回りの床リフォームにおすすめの床材です。
清掃も簡単で、濡れ葺きで拭く程度でイイですよ!

6㎝あった段差も解消し、バリアフリー化を。

暗い空間をつくっていた原因のパーテーションは撤去することに。
壁は今回は既存の状態を活かし補修することにしました。パーテーションを解体したときの写真です。

タイルが割れ、剥がれてこないように注意しながらパーテーションを解体してもらいました。
実はこのタイル、イタリア製の30年程前のもの。
もう生産中止しているタイルの品番なので、入手困難、、、。
既存を活かす今回の工事にとって最重要ポイントです。
欠けた部分は、似たようなタイルを探すしかないかな~と思ってました。

ただ、左官工事をしてくれた職人さんは、30年前にこのお宅のトイレをつくってくれた職人さん!!
なんと当時つかったタイルの余りを自社で保管してあったようで、
同じタイルを利用して、見事補修してくれました!

同じ素材、色で揃えたいのに今はもう生産中止になっていた。
ということはリフォームでよくあることです。
馴染みのある地元の職人さんで施工してもらうということの大切さも感じた一件でした。

ちょっとしたものを置く広いスペースをとったカウンターを設置し、手洗いスペ―スに。

▽ドアを開けて中に入るときの様子をシュミレーション

この記事を書いた人

リフォームレモン

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