住まいの理想を育み続ける。
時代を住み継ぐこと。
それは、私たちや家族の成長に合わせて変化することでもあります。
人が年を重ね、求められる社会的役割が異なっていくように
家も住む人によって必要な設備が増減します。
お客様の「これまで」と「これから」を共に考え、
人生寄り添える生活環境をご提案、施工致します。
HOUSING INTERVIEW
千代弘美 Hiromi Sendai
富山県魚津市生まれ。大学進学で名古屋へ。その際、インテリア、アートに興味が湧き、夜間はデザイン専門学校で学ぶ。大学卒業と同時に故郷に戻り、家具製作会社に就職したが、現在の夫に出逢い、結婚。3人の子の母として、40歳まで専業主婦として生活。
2000年にリフォーム業を立ち上げ。リフォーム、新築住宅などに携わる。
資格:福祉コーディネーター2級、カラーデザイナー。
─「リフォームレモン」のリフォームの特徴を教えてください。
お客様の細かな注文に応じられるところです。この中から選んでくださいというやり方ではなく、オーダー的な要素があります。
例えば、茶道をされる方の水屋であったり 、レストラン店舗のインテリア改修、高齢者住宅改造など、幅広い施⼯を、ジャンルを問わず承っています。
─ リフォームが完成するまでの工程は?
お客様からの相談・話し合いの後、住宅訪問をさせていただき、現場の状況を理解した上で、最適なプランを検討します。その後、お見積もり、契約、工事完成納品、お客様の承認を経て、請求書の発行となります。
─ その工程の中で行動指針として気をつけていることは?
現場に足を運び、お客様の生活環境を理解して仕事を進めております。リフォームはお客様が現在お住いの生活圏の中で作業 をする為、不快な思いをされないよう細かな部分に注意を払い、ケアしています。
私どもはお客様と工事施工業者の中に入ってコーディネートをする役割でもあります。各専門分野のスペシャリストと共にお客様のご要望にお応えし、それ以上の成果をあげられるよう、リフォームしたお客様のその先の暮らしや⼈⽣が⽣き⽣きとし、喜びに満ちたものになるよう、努めております。
─ 最後に、 千代さんご自身が大切にされていることを教えてください。
お客様の大事なお金をお預かりし、お客様の大事な家をさわらせていただくのですから、お客様の夢を実現できる様に頑張っております。特にこだわっているところは、幅広い商品の中から、お客様のご要望に適した 商品、価格の情報を提供すること。
高齢者の住宅改善に取り組み、介護保険適用で利用しやすくするなど、⽣活の中でのお困りごとを解消し、地域の皆様の不安を少しでも解消できるよう、⼀緒に考えていきます。
リフォーム以前より生活がしやすくなることで「早くやればよかった」と言っていただけることはなによりの喜びです!お客様の気持ちに余裕が出ているのを感じると、ご満足いただけたのだなと思います 。
FUNITURE INTERVIEW
江端 茜 Akane Ebata
富山県黒部市生まれ。幼少時より活動的であった。
旅行会社勤務時に、国内旅行業務取扱管理者の資格取得。また、「魚津しんきろう小町」として1年間観光大使を経験する。
自宅の会社に就職してからは、家業継承の課題にも取り組む。主婦であり母である実生活の経験を踏まえ、仕事に活かしている。
現在、鉄を使ったアイアン家具シリーズを製作中。
資格:2級建築士、住空間収納プランナー、インテリアコーディネーター。
江端茜個⼈としてプランナー・プロデューサーとしても活動している。
─ 現在取り組まれている鉄を使った家具(アイアン家具)事業について教えてください。
1958年に富山県黒部市で先代の祖父が立ち上げた「第一工業株式会社」は、創業時から一貫して工場内のプラント設備の製作を行なっています。30年以上勤務してくれている優秀な職人がおり、決して機械では製作できない製品を作る技術がある会社です。一方で母がリフォーム事業を立ち上げており、この二つが融合するものを作ろうと思いました。
実は、職人の技術と知識を見て、とても感動したんです。製缶業は社会の役に立つ仕事ですが、納品後、使用する人の顔が見えません。使う人が喜んでいる姿や社会の為になっている事を職人に感じてもらい、やりがいに繋がれば嬉しいと思っています。
─ アイアン家具の特徴はどんなところにありますかするまでの工程は?
「鉄」には強度があり、熱を加えると容易に形状を変えます。一見冷たい素材に見え
ますが、熱伝導率が高く、温かみのある素材なんですよ。
製作した家具は新築住宅や店舗に納品されることが 多く、個人でも20代〜 60代まで男女
問わず幅広い需要があります。
他の類似商品と違うところは、美しい仕上がりになるよう各ポイントを押さえた切断技
術、溶接技術、曲げ加工。作品が認められて富山県から広告賞もいただきました。
─ では、商品が出来上がるまでの工程を教えてください。
まず、納品先のインテリアのテイストやイメージをヒアリングし、大まかなデザインを決めます。設計図を描き、溶接士が製作しやすいように改めて製図をします。その後、製作・加工にうつり、塗装・組み立てを経て、納品、現場取付となります。
オーダーの受注生産が多いので、物件、依頼者様のご要望に沿った寸法やデザインと、オリジナル性を大切にしています。
─ アイアン家具がお客様にとってどのような存在であってほしいと思われますか?
メンテナンスしてでも継承していきたいと思っていただけるような、長く愛されるものになればと思っています。子が育ち、実家を思い出した時に家の一部として思い出すような。
大切なものに囲まれていると、身の回りを整えようとし、自分自身も大切にしようと思うようになります。豊かな時間や趣味、家族との時間を大切にしたい人に 寄り添う家具でありたいです。
─ 最後に、製缶・リフォーム・インテリアの三つを通じて江端さんが大切にしていること、繋いでいきたいものとは何でしょうか?
「誠意」そして「おもいやり」。弊社は製品やお客様に対して真面目に取り組んでいる会社です。これは事業だけでなく、人格でも言えることです。両親や祖父は言葉で残すのではなく、背中を見せて人を育てるタイプの人間。仕事に対する真摯な態度や従業員に対して思いやりを持って接することを、先代から受け継ぎました。
自発的に経験して自分で開拓して学ぶから、誠意が育まれていくのかもしれません。その想いを持ってお客様にずっと寄り添っていくことで、お客様とのより濃い関係性を構築できます。これからその関係を築いていける新しいお客様との出会いも楽しみにしています。